元ブライダルスタッフが思う高額な結婚式は不要なのではないか？そもそも結婚式が高いわけではない！？

ブライダルに携わるお仕事をしていた時期がありました。

携わっていた側がこう言ってしまうのは反感を買うかもしれませんが個人的には結婚式は必ずしも必要ではないのでは？と思っています。

素敵なことだと思いますし、憧れる部分もあります。

私自身、挙式は挙げたいです。

ドレスも着たいです。

できれば新郎と二人だけで挙式を挙げたいですね。

行なうのは個人の自由ですから本人が良ければそれでいいと思います。

じゃあ、どうしてそのように思うのかお話します。

結婚式というとチャペルで誓いを立てて、

親族や友人に囲まれながらお食事・・・というイメージですよね。

結婚式というものの中に

「挙式」と「披露宴」が含まれているんです。

実際に挙式にかかる費用は、
チャペル式・・・約15万（ドレス代含まず）
神前式・・・約7万（ドレス代含まず）
※格式が高いところだと価格が倍になるところもあります。

ドレス代はピンきりなので省きましたが、

それでも「結婚式にお金がかかる」というほど

高額ではないと思うんです。

「じゃあ、何にお金がかかるの？」
それは、披露宴です。

ドレス代を含まないとしても、料理代、テーブルクロスや卓上の花、ネームカード、会場の演出代、音響、照明、お車代、引き出物・・・何をするにも料金が発生します。

料理代１人1～2万円、引き出物１人５千円として
披露宴へ出席していただく人数を両家で60人としたら
≒￥30,000×60人＝≒￥1,800,000
この180万円に各テーブルの演出代やドレス代がプラスされます。
上記であげた他にも介添え代や司会代など必要に応じて追加していきます。

節約するといっても料理を節約するとコース料理として成り立たなかったり、貧相な披露宴の印象が強くなるので節約するくらいならしなくていいのではないかと思ってしまいます。

「結婚するなら結婚式をしなくちゃいけない」という固定概念があると思います。
本人たちが「お金がないからしたくない。」と主張していても、親御さんやおばあ様おじい様が「世間体が悪い。資金は出すからしてくれ。」という場合も少なくなかったです。

自分たちが必要だと感じていなかったら不要ですし、必要だと思うなら必要だと思いますが、どうして必要なのかを考えない人たちは多いです。
「予定はなかったのですが、会社がやれって言うので・・・」

という方もいました。

自分たちが結婚したことを広く発表するために親戚や知人、友人を招いて催す宴会が披露宴です。
これだけ聞くと「ハガキでもいいのでは？」と思いますね。

「結婚したら結婚式をしなくちゃだめ」
「結婚式をするなら披露宴もしなくちゃだめ」
それは固定概念です。

するかしないかは個人の自由です。

「結婚式や披露宴をするくらいなら　そのお金を貯めておけば良かった。」
と他のことにお金を使えば良かったと悔やむ人も

「お金がなくてできなかったけど　やっと結婚式をあげられた。」
と余裕ができてからあげる人もいます。

何より一番大切なのは、自分と相手の気持ちです。

結婚は家と家が繋がるとも言いますから、結婚式をやらないわけにはいかない場合もありますよね。

「新郎新婦の２人だけで海外挙式をしてきた」という先輩がいました。

新婚旅行も兼ねていて、国内で式を挙げて新婚旅行に行くよりも安い価格だったそうです。

旅行先や挙式先にもよるとは思いますが、国内でしなくちゃいけないって決まりもないですしね。

自分がどうしたいのかを追求したらいいと思います。

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